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​私たちの思い

 

供給が追い付かない木質バイオマス燃料

 低炭素社会の実現に向け、地球温暖化防止への取り組みの一つに森林資源を有効活用した木質バイオマス燃料

の活用があります。建物や家具用、紙などの原材料として伐採した木材から使われなかった樹皮や木粉なども燃料

として余すことなく有効活用されるということで期待の高まる事業ですが、一方で燃料供給に対して大きな問題を

抱えています。

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 林野庁が2020年までに予定している国内の燃料供給量の目標が420万トン/年に対し、現在 稼働中のバイオマス発電所のみならず、着工中・着工予定、および構想段階の発電所を含めると年間に必要な燃料は6,390万トン。圧倒的にバイオマス燃料が不足しています。

課題の残るバイオマス燃料について

 バイオマス燃料はカーボンニュートラルなため、二酸化炭素の増減に影響を与えないということで注目されて

いる燃料です。

 弊社は家具や室内装飾品を製造販売しています。これまで製造過程で発生する木片や資材の端物の有効活用を 検討してきましたが、なかなか良いアイデアが浮かびませんでした。木材加工業者も同様な悩みを持っている中、木片チップ・食物残渣・鶏糞等を炭化するプラントを開発する業者から実用化に向けたお話を頂きました。実現 できなかった構想をぜひ弊社で事業化したいとの想いから、この度千葉県芝山町に『ロータリーキルン方式(特許出願中)』の連続投入が可能なトレファクション方式の炭化装置を導入致しました。

ビジョン

 

1. 世界各国から出る有機廃棄物を新しいバイオマス燃料に変換し世界のCO2削減に大きく貢献する事。

2. 日本とアジア全体の象徴的な事業にする事。

3. 関わる全ての企業・人が利益を共有できるビジネスにする事。

4. 会社の利益の一部をアジア全体に還元(きれいな安心して飲める井戸や浄水施設の設置・学校建設・

  道路整備等)して各国に貢献する事。

5. 安全・安心・安定・安価な次世代バイオマス燃料を、石炭の代替燃料として世界中の家庭の暖房、災害時

  の備蓄燃料、農業事業、バイオマス発電所または火力発電所に提供する事。

6. バイオマス燃料メーカーとして永続的に世界中の人々から支持され、必要とされるグローバルな企業に

  発展する事。

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東南アジア諸国への貢献

 

 これらの国々では我が国の様な産業廃棄物処理場の整備が遅れており、ゴミは山積みされ環境汚染が問題化

しています。

私たちは将来ビジョンとしてバイオマス燃料事業を東南アジア諸国に広く事業展開する計画を持っています。

『ロータリーキルン方式(特許出願中)』の連続投入が可能なトレファクション方式の炭化装置を設置し、

環境汚染の解消やバイオマス燃料事業を通じてこれらの国々の人々の雇用を創出し、経済発展の一助に成れれば

と考えています。

また、そこから生じる利益の一部を東南アジア諸国の皆様への恩返しとして還元していきたいと考えています。

日本の素晴らしい技術で東南アジア諸国全ての住民の皆様が、いつでも安心安全な生活が営めるよう、綺麗な

水が利用できる井戸や浄水施設を作りたいと思います。具体的にはJETROやJICA指導の元、綺麗な水の提供や

道路整備などインフラ整備や学校の建設などに取り組んでいきたいと考えております。

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